2009/05/03
今日、小千谷市民会館で行われた成人式に出席してきました。
本年成人式を迎えた若者は441人。
一人ひとりの人生に幸多かれと祈ってます。
成人された皆さん。
一度しかない人生、夢をもって自分の意思で歩んでいってほしい。
もし夢や、やりたいことが、まだぼんやりしていたら、
なりたい自分像や夢を持つことがまず、大切だと思う。
それは、歌手でもいいし、優秀なエンジニアでもいいし、
ベンチャー企業の社長でもいい。20年間お世話になった
おばあちゃんに恩返しをしたくて介護士になるなんて夢も
とても素晴らしい事だと思う。
漠然と時間を過ごし続けることは、皆が持っている「若さの特権」を
放棄しているともいえるのではないだろうか。
町工場から「世界のホンダ」まで一代で築き上げた本田宗一郎さんは
「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
といった。
自分も皆さんと同じ年代のころ、「感動を届ける会社を創る」という
志を抱き、この実現のために走り回った。
夢の実現のため仕事もやめ、プータローもした。
金も底をつき泥もなめた。志ばかりデカくて何もできない
自分への苛立ちや「なんでこんなイバラの道を
選択したのだろう」と自分を責めることもあった。
今でこそ小さな会社を経営させていただいているが、
自分の成人式から今日までの22年間は、成功の数よりも
失敗してきた数のほうが圧倒的に多いし、今も失敗だらけだ。
ただ、大切なのは失敗したときに、どうやって立ち上がるか
なんだと思う。
そのエネルギーはやはり、どうしてもその夢を実現させたい
という情熱から生まれるものだと思う。
それともうひとつ、失敗したときにいつも心の支えになったのは
友人の存在だった。
たくさんの失敗があったって、夢と友と、ひとつの成功があれば
人生結構楽しいものだと思う。
これからもどんどん挑戦し、成功するまで失敗しつづけようと思う。
最後に、
夢に挑戦する心を持ち続けて、そして
皆さんの夢が一つでも多く実現することを心から願っています。