2010/08/02

パネルディスカッション。小千谷から佐藤前助役、風間自主防災会長もパネラーとして出席。
東京都国分寺市において、中越大震災ネットワークおぢや総会と研修会が二日間にわたり行われました。ネットワークおぢやとは、中越大震災で蓄積された経験と教訓を関係者の間で共有するとともに、次の災害では経験者としてアドバイスをする、あるいはノウハウを提供する人的なつながりの拠点の一つとする団体で、全国各地で58もの自治体が加入しております。

中越大震災の講演
二日目の国分寺市との交流では「災害ボランティアセンタと復興プロジェクト」と題し、約1時間弱講演してきました。地震発生直後の様子から、災害ボランティアセンターの立ち上げ、被災者支援の様子を映像を見ながら話していくと、改めて当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。
私たちは本当に大勢のボランティアの方々から言葉では言い尽くせないほどのご支援をいただきました。激しい余震の中、危険を承知で物資や炊き出しに奔走して下さった方々、山本山に積みあがったごみの山を何日にもわたって黙々と分別してくださった方々、汚れまみれになって片付けをしながら被災者の打ちひしがれた心までサポートしてくださった方々の姿を思い出し、伝えて行く中で、あまりにも沢山の思いが込み上げてきて、言葉に詰まってしまうこともありました。いい年して、とても恥ずかしく、バカみたいなのですが・・・
どんなに時間が掛かっても、私たち小千谷市民がいただいたご支援を記録として纏め、伝えて行かなければならないと改めて思いました。

映像も交えて

グループ討議も行いました